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鹿児島市議会インターネット議会中継

録画放映

平成27年第2回定例会 6月19日(金) 本会議(個人質疑1日目)
無所属  小川 みさ子 議員

1 安全保障関連法案いわゆる「戦争法案」について
(1)危惧されることへの見解(自衛隊員のリスクが高まります。「殺し、殺される」リスクが高まります。アメリカが起こした戦争に日本は専守防衛を捨て、武力行使の範囲をグローバルにしていきます。そうなると軍事費が激増します海外にいる日本人は攻められる側から「敵対国民」とみなされ、テロにあうリスク、憲法9条を完全に抹殺し、集団的自衛権の行使容認=戦争を可能にすること、徴兵制への道)
(2)6月4日衆議院憲法審査会で、与野党推薦3人の参考人(憲法学者)全員が違憲と断じたことに対する見解
(3)6月15日衆議院憲法審査会の地方公聴会(高知市)で、6人中5人が違憲であると意見陳述したことに対する見解
(4)本市の平和都市宣言との整合性についての市長の見解と敗戦後70年の決意

2 脱原発、川内原発再稼働について
(1)被ばく労働者の緊急時作業被ばく限度250ミリシーベルトへの引き上げの意味すること
(2)30㎞圏内にある水源地について原発事故の際の水補給について
①本市郡山地域にある水源地10カ所中、川内原発からのそれぞれの距離
②郡山地域内の水源からの本市の水道水利用者数、その割合を示せ
③緊急な事故時、どのように手配し水の安定供給の任を果たすのか具体的な検討内容
(3)東京電力福島第一原発事故を調べてきた国際原子力機関(IAEA)の最終報告書について
①水没対策を迫る教訓事例、4回中2回が東電の原発で起きているが、「経済産業省原子力安全・保安院」や東電は抜本的な対策を講じようとしなかったという指摘に対する見解
②2000年代に入り、東電は福島県沖でM8・3の地震が起きれば約15メートルの津波が福島第一を襲うかもしれないとの試算をしていたが、東電は対策を取らず、「保安院(廃止)」も迅速に対応するよう求めなかったことについての見解
③「安全神話」にとらわれた日本は、設計内の事故を意味するレベル3までの対策でとどまっていた。全電源喪失や炉心溶融など過酷事故を意味するレベル4や、住民を放射性物質から守るため、避難させるレベル5の事故は、きちんと基準の中に位置づけられなかったことへの見解
④報告書は、日本では経済産業省や資源エネルギー庁、保安院、原子力安全委員会(廃止)、文部科学省などが原発に関与し、責任の所在があいまいだったとの指摘についての見解
(4)泉田新潟県知事の指摘で免震重要棟が建設されていて、被害が抑えられた福島第一原発事故だが、川内原発の完成はいつになるのか
(5)国と東電は福島第一原発の廃炉工程表を改訂。2015~17年に始まるはずの1~3号機の核燃料搬出はまた3年の遅れ。ということは、東京五輪の最中に核燃料搬出ということになるか
(6)小泉純一郎元総理の脱原発宣言についての市長の見解について
①安倍総理が、IOC総会での招致プレゼンテーションで福島原発事故後、汚染水漏れが深刻な中、「完全にブロックされている」「状況はコントロール、制御されている」と世界に宣言したことの見解
②「オンカロ(フィンランドの核廃棄物処理施設)の担当者たちが頭を悩ませているのは、何千年、何万年後に生きる人たちにどうやって危険な場所だと伝えるかということの深刻さ
③「原発推進論者は、原発は安全だ、コストが一番安い、クリーンだという。しかし、4年前の事故を見て自分なりに調べるうちに、全部ウソだとわかった!よくこんなウソを政府はいまだにいっているな」
④放射性廃棄物の最終処分場が決まらないまま再稼働に突き進む国の姿勢について「福島事故の原因もまだわからない。処分場も見つからない。再稼働すれば核のごみは増える。安全対策も十分でない。再稼働の発想自体がおかしい」との小泉元総理の批判
⑤「引退したと言っても寝てていいのか。論語にも『過ちを改むるにはばかることなかれ』という言葉があり、これだと思いました。引退したとはいえ、まだ元気なんです。私の首相時代に誤った。その過ちを少しでも正していかなければいかんという気持ちになり、原発ゼロの運動を始めました」
⑥「私は子どもの頃、鹿児島の『さつまあげ』が大好きでね。こっちでは『つけあげ』と言うんだよね。鹿児島は焼酎もうまいし、牛や黒豚、魚などおいしいものがいっぱいある。豊かな恵みを原発で失っちゃいけないですよ」、この地方創生、ふるさと創生への想い
⑦「ここ最近、想定外の噴火が頻発している。特に、口永良部島の噴火が大きい。九州には阿蘇もあるし桜島もある。地震もこの10年間、マグニチュード7クラスが5回も起きている。『地震国・日本』に加え、火山もいつ噴火するのか分かりません。日本は原発をやってはいけない国なのです」「政府は規制委の判断に基づき『安全だから再稼働』と言っているが、先日、規制委員長は『安全とは申し上げられない』と発言した。国民も迷うだろうし、私自身も全く理解できない」以上の3・11事故で大事なことに気がついた小泉元総理の指摘、願いについて
(7)問題だらけの中、8月再稼働に向け7月4日燃料棒そう着、市長の再稼働への見解

3 鹿児島市交通局について
(1)交通局施設リニューアル事業及びバス施設基本設計について
①業務提案書募集という現場の声を生かすこの制度の目的、成果、期待されること
②交通局移転に伴い、労働組合からはどのような意見、提案が届いているのか
(2)高麗町交通局敷地についての提案について
①高麗町に交通局バス事業課本部、車庫、整備工場、発着場、定期券ラピカ販売所を残すべき
②電車・バスの博物館、資料館を設置し、太陽光発電、雨水利用、緑化など見学コースの設定を
③高麗町支所を新設し、市役所機能を持たせ、2階以上に市営住宅を
(3)高麗町交通局敷地利用で期待される効果について
①高麗町交通局敷地は「公共利用優先」と発表したことへの認識
②子どもから高齢者までわが町の市電、バスに親しんでもらい利用客を増やしていく方策
③観光客の目玉としての利用、支所利用者、地域住民の寄りあえる場所としての有効利用を
④高麗町支所、発着所、定期券ラピカ販売所の設置で、市民の利便性向上を
(4)鹿児島市交通局バス施設基本設計の問題点と具体的な代替案について
①鹿児島市交通局バス施設基本設計(概要版)に示される用地はどこか
②示された用地は渋滞難所地域でダイヤが乱れ、市民に支障をきたすのは必至
③南海トラフ地震、桜島海底噴火などの津波に対応できないといわれる用地の選定
④敷地面積が狭く、給油スタンド、洗車機、食堂も設置できないというがあえて分散する必要はないのでは
⑤移転せずに補強工事した場合と移転した場合の予算の比較、未来への展望
⑥現在示されている交通局バス施設基本設計によるバス路線変更及び減便を市民が許すか
(5)交通局の労働現場における人権問題について
①高麗町交通局において雇止めになっている職種別の職員数とその声
②公営企業職員の給与条例第15条及び第3条を無視し、乗務員、整備士等のラスパイレス指数を隠ぺいしているのはなぜか
③2014年12月議会におけるベテラン議員の指摘による嘱託職員の労働条件改善

4 マイナンバーについて
(1)マイナンバー制度を構築するためのシステム導入など初期費用
(2)個人情報を危機にさらすマイナンバー、情報管理
(3)社会保障・税・災害対策を主軸に始める理由、この制度の目的
(4)日本年金機構情報流出事件で判明した情報管理の脆弱性と共通番号制度導入に向けて自治体としてクリアすべき問題点

5 市営住宅行政について
(1)退去の際の修繕費用、修繕内容
(2)住宅の点検、業者の選定

6 DV(ドメスティックバイオレンス)被害について
(1)現状の把握
(2)避難者の扱い、相談窓口、条件付き住宅申し込み等
  • 発言通告一覧を掲載しておりますが、通告された質問を行わなかったり、質問の順番が変更になっていることがあります。

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