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鹿児島市議会インターネット議会中継

録画放映

平成30年第1回定例会 3月6日(火) 本会議(個人質疑1日目)
無所属  のぐち 英一郎 議員

1 優しさと思いやりの可視化であるこども食堂のリスクマネジメントとしての保険助成事業について
(1)議案にある食堂主催者への行事保険料助成による効果の期待と事業の詳細(条件等含め)及び周知スケジュール
(2)現状のきちんとした把握は完了したのか、未了ならばその必要性の認識は
(3)2018年度からのこども食堂開催に間に合うものか

2 城山公園園路整備工事の工法と既存物の最大限の活用について
(1)市民に愛されているのは靴の裏にあたるやわらかい土の感触であり、全面舗装を施工する必要性は希薄なのではないか、生かせる既存の物や構造はないものか、あるいは生かされておらず機能を発揮できていない既存物を最大限活用する施工となるものか
(2)逆土木がもはや珍しくない今日、経年変化を理解し受け止めて、雨水を上手に側溝にみちびく工事や枡の設置など必要最低限のリスク対策の施工だけをすることが、歴史と景観を大切にすることと言えるのではないか

3 環境未来館と原子力発電について
(1)館の設置目的と整合する原発賛否等それぞれの催し物打診に対する開館してから今日までの対応実態
(2)東京電力の原発事故が3・11から7年経過しても全く収束の見通しの立たない中で、燃料採掘から半永久的な核廃棄物の管理までCO2を膨大に排出する原子力発電(核発電)に対する館の運営方針と時代認識はどのようになっているものか
(3)今回の問題の現場の責任者と館の運営全体的な責任者はどなたか、このように残念な管理運営状況の当局関連全施設における再発防止により原子力発電など社会的に容易ではない事柄のことも、主体的に思考できて対話と議論をしっかりとできる市民を育てて数多く増やすことにより持続可能な緑溢れるまちづくりを進めることに対する市長の決意

4 全面公募へ大きく転換したはずの人材募集について
(1)当局・関連施設団体等の職員等公募の状況について
①2018年になってから2月末日までの間に実施された職員等公募の総数と全ての応募期間
②募集人数を若干名とした施設・団体等の職種と募集実施側名称と応募総数と実採用数
③募集情報の詳細を所管のウェブサイトにあげずにハローワークの表記のみ行った職種と応募総数と実採用数
④職種に関する学歴や資格・職務経験等を細かく指定した募集の種類とその理由
⑤以上の全ての募集のうち市民のひろばへの掲載の状況
(2)実質コネ採用の時代は採用してから資格取得という方策も存在したと仄聞するが、なぜ、今回は年明け間もない時期の公募に、資格要件だけならまだしも職務経験等(昭和33年4月2日以降に生まれ、理系の大学院修士課程修了以上の学歴を有し博物館・科学館などで特定の職務経験が3年以上ある人)、極めて詳細な条件を付しあたかもピンポイントで採用内定者が実在するかのような公募を行ったものか。採用者の方々は就職氷河期世代あるいは長期不安定雇用者に該当する方々なのか、当該のかごしま教育文化振興財団を所管する当局の見解を問う
(3)市民の方から公募のふりをした「出来レース」なのではないかとの指摘を受けているが、そのような疑いを招くことは一切ないか

5 公共料金等の滞納を困窮や貧困の兆しとして適切なケアやサポートに繋げる必要性について(特に身寄りのない年配の方の観点から)
(1)一例として介護保険料の滞納(6年、10年、10年以上)人数と支援につなげた人数、それぞれの経過
(2)本市の65歳以上の一人暮らしは約3万2千人。ライフラインの利用料や市役所などへ納付するお金の滞納状況や情報は現在どのように必要部局間で共有と把握がなされ、ケアやサポートにつながっているものか、現状と課題
(3)本年の生活困窮者自立支援法等の一部改正の動きを受けて一時生活支援事業など当局は年配の方の見えにくい生活困窮についてどのような対応をお考えか

6 朝の気温5度、寒すぎる市立小中学校の教室について(1月のまとめで県内のインフルエンザ患者数は全国最悪で、年齢別統計では10歳から14歳が最多となっており学校が病気の広がる現場になっていることを考え得る状況であることを踏まえ)
(1)インフルエンザ予防の観点から何をすべきか(うがい手洗い、適切な湿度管理と栄養と休養の確保、マスク着用以外で)、あるいは何ができる、何が必要と考えるか
(2)寒すぎる教室問題は私学にもあるか、その有無と理由
(3)標高88メートルにある市立小学校は、今冬、教室が朝5度の日もあった。学びに集中出来る環境整備の観点から何をすべきか、気温気候の変動に柔軟に対応するエアコンの基準設定を
(4)酸素ボンベ使用等でストーブが使えない特別支援学級でさえもエアコンの使用ができない状況にあることの把握と緊急是正

7 鹿児島アリーナのサブアリーナ等の利用者駐車場割引適用について
(1)利用者アンケートによる本件の要望と対応の今日までの経過(求められているのは応答可能性があるコミュニケーション)
(2)駐車場料金300円の割高感も残るが、要望に対応した場合の財政影響試算

8 今年、地元が稼げて地元でお金が循環する観光の実現について
(1)大河ドラマとリンクした小売業活性の現状認識と残り10カ月の盛り上げを成功させるための課題認識
(2)バリアフリー観光としての公共施設で使っている映像資料の日本語字幕完備状況(まずは大河ドラマや明治維新150周年との関連の大きな施設からでも)
(3)タンカー事故による海産物等第一次産業へのコンデンセートの影響把握と市民に向けた正確な情報提供の必要性
(4)2018年度の観光に関連するすべての公的発注で乗数効果(地域内をお金が循環することによる経済効果の捕捉観点)を意識する必要性
(5)SNS各種(Twitter、LINE、Facebook、Instagram)の有効活用は当局内の相互支援を含め徹底されているのか
(6)吉本興業との事業は、新喜劇のみならず本市出身の芸人さん方にも大いに参加していただく枠組みでの実施となるものか
(7)大河の機運やインバウンドに抱える意気込みの見える化として、観光関連部局は市民が気軽に立ち寄りやすい場所に庁舎内での配置換えをするべきではないか

9 ごみ政策について(特に有料化と資源化の観点から)
(1)有料化方針決断のタイムリミットまで残り約半年、脱水器の配布も微々たるものである中で、今から9月まで市民の意見をどのように集めていくつもりか
(2)他都市の事例を参考にすると有料化実施による受益者負担や減免はどのようになると試算されるものか(65歳以上の単身世帯、3人以上の多子世帯)
(3)草木等植物性のごみ(落ち葉や枝など)の自家消費は現実味に乏しいのではないか、町内会などが清掃する公園や道路からの落ち葉や枝のごみは今回の議案でどのような取扱いとなるものか、本事業はどのような立案過程により作成されたものか
(4)霧島市の前田産業など県内の木質バイオマス発電施設の状況把握は見学を含めて完了なさっているのか
(5)スパランド裸・楽・良でのボイラー検討や新しい南部清掃工場において草木類のごみを燃料資源として活用することの検討は地球温暖化対策アクションプランとの相関や位置づけの中でその整理はどのようになされているものか
(6)そもそも、北部清掃工場でも草木類のごみは燃料資源なのではないか、地球温暖化対策アクションプランとの相関や植物のカーボンニュートラルの特質を勘案した見解とそれらをごみ削減の対象物とすることが必要なのか
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